私のtwitter生活

29 Apr

今月16日に、アメリカに本社をおくTwitterのCEOが来日、記者会見で「今後、Twitterの機能として災害対応を強化したい」と述べたそうだ。これは、昨年3月11日の東日本大震災後、Twitterが安否確認や情報収集に使われたことを受けての発言だ。

 
私自身がTwitterを始めたのは3年前、ソーシャルに詳しい友達からすすめられたから。当時は有名人の「つぶやき」をリアルタイムでフォローできるのがおもしろいなと思っていた程度だった。ところが、震災を経て、Twitterに対する私の中の位置づけは大きく変わった。TwitterのCEOが述べたとおり、情報収集ツールとして私の中に圧倒的な存在感を示したのだ。
 
東京では津波の心配はなかったが、余震の可能性、そして何より原発、放射能に対する不安。テレビや雑誌など既存のマスメディアは、これらの不安を解決してはくれなかった。そんなとき、Twitterのタイムライン上の「つぶやき」がどんなに役に立ったことか。
 
もちろん、Twitterのタイムラインにも人を不安にするようなデマや間違った情報がなかったわけではない。しかし、それを否定するような意見もすぐタイムラインに並び、地震から数週間はTwitterのタイムラインで情報をとるというのが日課となった。
 
今も私のタイムラインには、震災後フォローを始めた人たちの「つぶやき」がほとんどをしめている。それは、単なる情報だけではない。どうやって震災後の社会に向き合うべきか、それを考える材料をくれる大事なものだ。

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