寿司ならできる?!

23 Feb

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寿司は日本人のソウルフードであると同時に、世界でもっとも有名な日本料理といってもいいでしょう。ごはんの上に生の魚というシンプルな形、覚えやすい名前、近年のヘルシー志向など、世界で好まれる要素を寿司自体が持っていたのかもしれません。
その上、「寿司」には簡単に作れるというイメージが定着しています。外国人の友達に「何か日本料理が作れる?」と聞くと「寿司ならできるよ」と答える人も多いからです。誰でも作れるサンドイッチと同じような手軽さ、そんなイメージが寿司を世界でも有名な食べ物にしたのかもしれません。
しかし、日本人からすると、「寿司」はプロの職人(シェフ)がつくるもの、外で食べる特別なものという考え方も、まだ根強いように思います。もちろんスーパーやコンビニでも売っているし、回転寿司もあります。うちで楽しむ手巻き寿司も人気ですが、それでもなお、寿司は普通の日本人にとって外で食べる贅沢な料理、外食の王様であることに変わりはないでしょう。
日本でのこの寿司に対する特別感は、寿司職人になるには高度な技術が必要だということをみんなが知っているからかもしれません。寿司の大事なパーツである「しゃり(ごはん)」の握り方が、うまい寿司とそうでない寿司を分けるものであり、それが完璧にできるようになるには10年もかかると言われています。もちろん「ネタ(上にのせるもの)」を見る目も必要です。シンプルな中にこそ魂をこめる、日本らしい職人の技がそこにはあり、寿司を特別な食べ物にしているのです。
寿司そのものは世界的に広がりましたが、寿司にまつわる本来のイメージや技術はあまり国境を越えなかったというのはとても興味深いです。
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